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劣等感と向き合う5つのポイント

皆さんは劣等感を持っていますか?
誰かを見て、羨ましいだとか、何で自分はあの人みたいになれないんだろうだとか、私なんてこの場やこの人に相応しくないだとか感じるかもしれません。

私も劣等感が物凄く強い人でした。それが今では、自分は自分、人は人と割り切れるようになりました。
時間はかかりますが、気づいた時に少し意識を変えるだけで、塵も積もって、結果はついてきます。

1.劣等感を感じていることを自覚する
 感情は自覚するまで少し時間とコツが必要です。ただ、ちょこっと意識するだけでその感情に気づけるようになります。まずは、感情的になった際に、その場で気づけなくとも、振り返ってああだったなと思うことから始めるところからで大丈夫です。そのうち、感情を感じた瞬間に、気づけるようになります。

2.どの点にモヤモヤしたり、自分はダメだなと思うのか、意識を巡らせる。または、書き出してみる。
 感情を感じた理由・原因が必ずあります。最初はうっすらと感じるだけかもしれませんが、時間を追って、なぜそう感じたのか輪郭がはっきりし、理由が明確になります。例えば、小さい頃、外見で褒められなかっただとか、勉強がうまくできなくて頭のいい人に憧れていただとか。理由がわかれば、納得できて自分を認めてあげれるようになれます。

3.相手が羨ましいと思ったら、「すごいな、羨ましいな」と口に出す。
 1.にも通じますが、自覚できたら、羨ましいと思った相手を褒めてみてください。繰り返していくと、純粋に相手をすごいと感じれるようになりますし、相手と自分の境界線を引けるようになります。劣等感が物凄くて空回りすることがある場合は、もしかしたら、感情が出過ぎて八つ当たりしているかもしれません。いわゆる、マウントをとってしまう行動も同様だと個人的に思っています。「いいな」「すごいね」「羨ましい、私もそうなりたい。」と言うだけで相手の長所も認め、自分の感情も受け入れることになります。

4.自分の本心に聞いて、必要でない事柄であれば、「あなたは、それは、すごいことだけど、私の人生には必要ない」と心や言葉に唱える。必要であれば、何をすれば憧れの対象になれるのか、書き出してみる。
 1〜3を振り返って、心に聞いてみてください。今羨ましいと思っていることは、自分の人生に本当に必要なことなのか?もしかしたら、世間一般的に良いと言われていることに反応しているだけで、実際自分にしっくりこないことであったりするものです。羨ましいと思ったことに対して、ワクワクしたり、心が温かくなったりとプラスな感情は湧いてきますか?それを手に入れたら、新しい自分になって素敵な人生になると思えますか?そうでなければ、あなたにとって不必要なことに対して反応しているだけです。

5.1〜4をできた自分を思いっきり褒める。失敗しても、心で自分を抱きしめてあげる。
 一番大切だと思うのは、できた自分を褒めること。そして、できなくても自分を責めないことです。小さなチャレンジをしているだけでも、後ろに進んでいませんし、ゼロになったわけでもありません。失敗は前進しています。行動を起こして失敗したのですから。完璧を求めず、少し進んだ自分を抱きしめて、褒めることが大切です。

あなたの日々が、幸福で溢れていますように。