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インナーチャイルドが癒えるとき

小さい頃の心の傷が、大人になった今でも疼き、心に風邪をひかせることがあります。

これは、私が体験したインナーチャイルドの癒やし方であり、もしかしたら合わない人もいるかもしれません。

インナーチャイルドが本格的に癒やされる時は、気が狂ってるのか?と言わんくらいに、涙がこぼれ、無気力になるものです。

その状態を否定せず、そのまま時に委ねてみてください。

癒やされるまでの過程で、生きづらさに苛めれ続けて来たかと思おます。そして、癒やされる直前、傷ついた時の出来事やきっかけを何となく認識し、原因の輪郭が形を帯びてきます。

潜在的にあったモヤモヤが、顕在的になってくる状態です。

無気力に苛まれ、楽しみを感じなくなります。ここで、自分はいつもと違う、おかしい。と思ってもいいです。そこで、自分を否定せず、まずはゆっくりできる時間を作ってください。できれば、スマートフォンを見たりすることを控えてみてください。

誰か心の内を話せる人がいれば、ポツリポツリとその出来事を話してみてください。恥ずかしいときは、日記などに書き出してみてください。

言葉で表現すると、涙が止めどなく流れるかもしれません。その時、我慢しないで、時に任せて泣けなくなるまで泣いてください。涙を流すのは、昔の記憶を浄化するためです。

そして、脳みそを空っぽにして、贅沢なくらいに時間をたくさん使って、ボーッとしてみてください。

外を眺めながら、お茶を飲みながら、公園のベンチに座ってなどなど。これでもかってくらい、ボーッとします。

すると、暗く閉ざされた感情が薄くなり、その薄くなった部分を埋めていくように、少しずつ小さな嬉しい、幸福的な感情が芽生え始めます。

落ちるときは、落ちたほうが良い。それから、上がるしかないのだから。と言う人がいますが、本当にその言葉通りです。

無理に自分の負の感情に蓋をせず、巷で言われるポジティブ思考になるべき論は捨て、感じた心をありのままに受け止めることが大切です。それは、自分自身を無視せず、大切にすることの1つだと思います。

負の感情がいけないと蓋をするのは、自分自身の心に嘘をつくようなもの。

だからこそ、インナーチャイルドを癒やすときも、この負の感情をありのまま、どんと来いと受け止めるのです。それが自分の心に嘘を付かず、自分の心に正直に、素直になること。

こんな感じでインナーチャイルドは癒やされていきます。もしも、この方法が読んでくださる方にも合えば、幸いです。