オランダの居住許可証の切り替えのために11月からずっと無職のままですが、なんやかんやと12月12日になってしまいました。 11月はずっと自分の内側との対話をおこなって1ヶ月が瞬く間に過ぎていきました。 精神的な話しになってしまいますが、端的に言えば、自分のアダルトチルドレンを癒していた期間でした。 定期的に気分の落ち込みや感情が爆発することがありまして、これについてはサプリメントなどでは全く効かない状況でした。 対処療法ではダメなんだと思い、行き詰まりを感じていました。 これはどうにかしないと生きにくいと思い、結構手探りだったのですが、 知人に聞いた認知行動療法のサイト(RE_ME)を利用して、スペシャリストの方に話を聞いてもらい、気づいたことがたくさん。 過去、子供の頃などにショックだったこと、悲しかったことがトリガーとなって、気分が落ち込んだり、感情が爆発してしまってたことが判明。 この気づくことが私にとって大切で、カウンセリングの後、人から何気なく言われたことに苛立ちや悲しみや悔しさを感じてしまった時に、「あ、これは思考の癖」だと気づくことができるようになりました。 私にとって威力絶大で、必ず1日中落ち込んでいたりしていたものも30分で立ち直ったりと、日々生きやすくなってきました。 無職って後ろ指を刺されそうな言葉ですが、当本人にとっては必要な時間を自分自身に対して存分に使えるわけで、おかしいな〜と思っていたり、違和感を感じていた部分に使えるいい時間になっています。 もっと緩く生きようって本当に思います。
最近始めた健康法と言いますか、調子が良くなる方法を見つけたので共有したくなりました。 始めてまだ3日くらいですが、身体も心もいい感じです。 アビヤンガ(Abhyanga)からかじったものです。 アビヤンガですとオイルを使って朝に身体をマッサージすると言いますか、摩っていくものですが、個人的にハードルが高いなと思っていました。パートナーもいて、パートナーの朝も早いですし、一緒に時間を過ごしたいので、オイルを使うと一気に時間というハードルが高くなってしまいます。 そこで、寝起きにオイルを使わず身体を摩るだけにしてみました。 頭、後頭部、頬っぺた、眉上、額、首筋、肩、手のひら、指、腕、脇腹、足の指、足裏、足首などなど、身体のあちこちを摩ったり、押してみたりするだけです。 それだけですが、血流がよくなった感じがして、朝、じわじわと体が起きてくることを感じられます。 3、4分するだけでもいい気持ちです。
何となく生きづらさを感じていませんか。 ずっと心が晴れなかったり、ふとした瞬間にとめどもなく感情が溢れたり。 相手は何も思ってないのだろうけれど、私が何か悪いことしたかな、と感じたり。 その場合、過去に関係があるかもしれません。 例えば小さい頃、どんなことが印象に残っていますか。 私の場合、5歳の頃、保育士の先生から、自分の希望を伝えたことで、嫌味を言われたことを強烈に覚えています。「大人の人に従順にならないといけないのだ。自分の意見を言ってはいけないのだ。」と子供ながらに感じ、変な学習をしてしまいました。ただ、そういう大人が、保護者の前ではすごくペコペコしていてと、人によって態度を変えていたのも記憶しています。 この例は、小さい頃に傷ついた体験ですが、大人になっても影響を及ぼしています。つまりは、思考の癖に結びついてしまい、 私の場合、・自分の意見を言ってはいけない、我慢しないといけない・人は相手によって態度を変える。大人(=年上)は特にそう。信用できない。というような思考の癖=自動的にそう思い込むこと を形成してしまいました。 自分の意見を言わない方がいい、それを自分の心に宛てる言葉にすると、「自分の意見に価値がない、意見を言うと気分を害す人がいる」人は相手によって態度を変えるから、信用できない、つまりは「周りは敵だらけ、心を許せる環境が少ない」と変な変換・翻訳をしてしまっていました。 これに気づけたのは、行動認知療法を取り入れ始めてからです。 日々の暮らしの中で、生きづらさを感じることが頻繁にあり、原因をうまく掴めず、疲れ切ってしまうことがしばしばでした。 ただ、自分がモヤッとしたり、イラッとしたり、悲しくなってしまったりした時に、紙でもスマホのメモ機能でも何でもいいので、以下のことを書き出してみると何か役に立つかもしれません。(我流が入っています。専門家の意見ではないことはご留意ください。) 1) どんな状況でモヤッとしたり、悲しくなってしまったのか2) その時に感じた感情は?どういう思いだったのか?(3) 過去にそういった同じような出来事はあったか?: *ここを考えるのは、私だけかもしれません)3) 実際の事象はどうだったか4) 感情と実際の事象を比較して言えることは? この自分との対話を通して、「思考の癖」に気づいていくことができます。 「思考の癖」を知ったあとは、「あ、私ってこう考えやすい性格なんだ。過去に色々あったからね、仕方ないな。当時の自分、よく頑張ったね。でも今はもう悲しくならなくて大丈夫だよ。安心してね。」と自分を褒めたり、優しい言葉をかけることで、少しずつ前に進んでいけると思います。 私も実践中で難しくなることがありますが、それでも小さな一歩を進んでいる感覚があります。 今日も素敵な1日になりますように。
オーストラリアでワーキングホリデーしていた時のお話が見つかった。 今の価値観を形成するきっかけになったのと、自分自身も本能的にそれを感じていたんだなと知ることができた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 昨夜、シェアハウスのオーナーと話した。 食べ物・経済・ライフスタイル・環境・欲 この4つが話題の柱だった。 (*個人的、宗教的バイアスが多分に含まれる内容です。) 食べ物には、色んな化学物質が含まれているよね。 そうオーナーは切り出す。 オーガニックや無添加でないものは、 人の欲が入っている。 化学物質を入れたほうが長く売れる。 その分、企業は収益を得る機会が増えるからね。 昔の人はガンはなかったのよ。 でも、化学物質をたくさん含んだ食事がガンを作ったの。 すると、人は病院へ行って、病院は薬を処方するでしょ。 けれども、病院と薬局と医薬品会社は繋がっているから、 利益のために薬をたくさん患者に投与するのよ。 全ては、大企業がこの世を動かしているようなものね。 戦争だって、武器が売れないと経済が成り立たないから、 起こっているしね。 企業は、greedyだ。 人は、greedyだ。 人の欲は止まらないわ。 何かを得ても、また違うものが欲しくなる。 満足することは尽きないのよ。 人の幸せってなんだと思う? 私は彼女に聞く。 それは、日常にある小さなことよ。 それで人は満足できる。 けれど、お金に眩んでいる人たちは、 それに気づかない場合が多い。 そういう人たちは、ときに時間の奴隷になっている。 時間の奴隷は、自分以外の人に気を払えなくなる。 自然へだってそうよ。 時間が惜しくて、簡単に買えて簡単に捨てれるものを買うでしょ。 それに、教育も大事ね。 小さい頃に環境に関する教育を受けることがいいのだけれど。 教育って、ただ本を読んで記号だとか言葉だとか そういったものを詰め込むだけじゃダメなのよ。 体験もしないといけないの。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー
女だから完璧に仕事をしなければ、男性に仕事を奪われる 女だから、男性より学歴が上でなければいけない 男性は強くなければいけない、弱音を吐いてはいけない 女性はすぐ感情的になると言われるから、感情を露わにしてはいけない 身長の高い女性は恋愛対象外、身長の低い男性は恋愛対象外 年収が男性より高いと恋愛対象外、年収の低い男性は恋愛対象外 高学歴が男性のステータス 女性が意見を言うと、感情的だ、小賢しいと言われる 男性は歳上に絶対服従、意見なんてご法度 女性は外見が可愛くなければ、恋愛対象にされない 20代後半から30代前半が結婚適齢期。その間に結婚して子供を産まなければ。 子どもが居ないのに、ペットを飼うのは、恋愛を諦めた証拠。子供を持つのを諦めた証拠。 子供は必ず母親のほうが好きなものだ。父親には甘えない。 父親は仕事をするだけ。子育ては母親の仕事。 などなど、などなど。 日々の生活を送る中で、知らず知らずのうちに、たくさんの負の言葉たちが呪縛のようにまとわりついて、勝手に価値観を植え付けて、心にどっしりとした根をはやします。 それを根っこから外す作業は、意識しなければ難しく、そもそも、それが考え方の1つであり、その考えを選択するのは自由であることに気づくことも難しくなります。 ふとした瞬間に、違和感を覚えた時、何故か上手く行かないと思えたときが転機のときです。 いつも、この感情で引っかかる。普段は受け流して、その通りだとも思えたけれど、ちょっと何だか合わなくなってきた。と思えたら、1度、どんな時、どんな言葉にモヤッとしたのか、思い出してみてください。そして、書き出してみてください。 それらの言葉は、どこから来ましたか?親からですか?友達からですか?それとも、小説やドラマから?映画?学校の先生が言ってたこと? 案外、身近な言葉から形成された考え方の1つであることに気づけます。 それを今後も選択して、自分の考えとして生きていきたいですか?楽しい時間を今後も過ごせますか? もしそう思えるなら、それが楽しく過ごせるエッセンスです。もし違和感を感じるのであれば、違う考えを選択するのも楽しく過ごすエッセンスです。 考え方の種類や選択肢がたくさんあるだけで、どれを選ぶかはあなた次第です。
私はようやく、大切な人に出会えることができました。 それまでの恋愛(そもそも恋愛だったのか?怪しい)は、優柔不断で相手にどう気に入られるかに注力したもの。恋愛指南書を読んで実践するも、ことごとく失敗。 そんな心打ち砕かれて、それすらも通り越した頃、もう自分を幸せにしてくれる人としか時間を費やさない。わたしの希望と合う人、その点に共感して理解してくれる人とのみ一緒にいること。と決めたのです。 心の底で完全にそれを決めた途端、今一緒にいる人と出会いました。 国籍は違うけれども、境遇が似てて、金銭感覚も価値観も同じで、将来の理想も同じ人です。性格は完全に同じではないけれど、本当に大切にしてくれて、私も大切にしたいなと心の底から思える人です。 未来は、心の底からの決断に、優しく時に厳しくも結果を与えてくれます。 心の底からそう思う、決断することがとても大事だと個人的に思っていて、そこから同時に執着しないことも大切です。 日本人の女性は特に相手に合わせようとすることが多いかもしれませんが、そうではなく、自分に合わせてくれる、幸せにしてくれる人と出会うことを決断してみてください。自分も幸せになり、相手も幸せになれる出会いが必ずあります。 自分の将来像を、恥ずかしげもなく、赤裸々に紙や日記帳などに書き出してみてください。その将来像と合う人と出会うだけです。
小さい頃の心の傷が、大人になった今でも疼き、心に風邪をひかせることがあります。 これは、私が体験したインナーチャイルドの癒やし方であり、もしかしたら合わない人もいるかもしれません。 インナーチャイルドが本格的に癒やされる時は、気が狂ってるのか?と言わんくらいに、涙がこぼれ、無気力になるものです。 その状態を否定せず、そのまま時に委ねてみてください。 癒やされるまでの過程で、生きづらさに苛めれ続けて来たかと思おます。そして、癒やされる直前、傷ついた時の出来事やきっかけを何となく認識し、原因の輪郭が形を帯びてきます。 潜在的にあったモヤモヤが、顕在的になってくる状態です。 無気力に苛まれ、楽しみを感じなくなります。ここで、自分はいつもと違う、おかしい。と思ってもいいです。そこで、自分を否定せず、まずはゆっくりできる時間を作ってください。できれば、スマートフォンを見たりすることを控えてみてください。 誰か心の内を話せる人がいれば、ポツリポツリとその出来事を話してみてください。恥ずかしいときは、日記などに書き出してみてください。 言葉で表現すると、涙が止めどなく流れるかもしれません。その時、我慢しないで、時に任せて泣けなくなるまで泣いてください。涙を流すのは、昔の記憶を浄化するためです。 そして、脳みそを空っぽにして、贅沢なくらいに時間をたくさん使って、ボーッとしてみてください。 外を眺めながら、お茶を飲みながら、公園のベンチに座ってなどなど。これでもかってくらい、ボーッとします。 すると、暗く閉ざされた感情が薄くなり、その薄くなった部分を埋めていくように、少しずつ小さな嬉しい、幸福的な感情が芽生え始めます。 落ちるときは、落ちたほうが良い。それから、上がるしかないのだから。と言う人がいますが、本当にその言葉通りです。 無理に自分の負の感情に蓋をせず、巷で言われるポジティブ思考になるべき論は捨て、感じた心をありのままに受け止めることが大切です。それは、自分自身を無視せず、大切にすることの1つだと思います。 負の感情がいけないと蓋をするのは、自分自身の心に嘘をつくようなもの。 だからこそ、インナーチャイルドを癒やすときも、この負の感情をありのまま、どんと来いと受け止めるのです。それが自分の心に嘘を付かず、自分の心に正直に、素直になること。 こんな感じでインナーチャイルドは癒やされていきます。もしも、この方法が読んでくださる方にも合えば、幸いです。
何で分かってくれないんだろう。 私はそんな人じゃない、勘違いしないでほしい。 取り敢えず、周りに合わせてみよう。私は周りが思ってるような人では本来ないけれど。 などなど、思うことがあるかもしれません。 そもそも、相手は、自分自身を分かってもらう価値がある人でしょうか。 そもそも、ご自身の気持ちを、ご自身で理解していますか。 周りの現実が、理想とズレてしまったとき、モヤッとした気持ちが現れて、私達の心にかすり傷をつけていきます。そのかすり傷が多くなれば、やはりキレイな形をしていた心も、形が変わってしまうものです。 まずは、そこまで我慢できたご自身を大切に褒めてみてください。例えば、声に出して、「私は頑張ってる。偉い。」と褒めてみてください。 優しい心を持ってるから、相手に迷惑をかけちゃいけないと思って、ついつい、自分の心を無視して相手に好意を見せてるのです。それができるだけでも、物凄いことです。強い心、柔軟な心を持ってる証拠です。 だからこそ、ほっと一息つけるときに、あなたの心を愛でてみてください。
社会人となって約10年。 日本で言えば、結婚適齢期は少し過ぎてしまい、遅いと言われる年齢。 役職のついた同性の先輩のようにキャリアをがしがしと築いていきたいかと言われれば、自分の人生でそこまで必要ないと思ってしまう。 理想は、結婚をして、子供を育てながら、仕事をし、毎日心穏やかに生きていくこと。 そんな話を日本人とすると、旦那さんが稼いで、貴女は女性だからパートでもすれば良いのでは?と言われ、モヤッとする。 「心穏やかに生きていくこと」=「ガツガツ働きたくない」=日本社会の企業人としてキャリアを積むのは、ドロップアウトしなければならないと言われているような気持ちになった。 同時に、日本社会では「がむしゃらに働き」「苦しみながら」企業人としてキャリアを形成しなければいけないと思っている人が多い事実を知った。 私はオランダに住んでいるのだが、働き方・夫婦の経済面に関する考え方は、事情が少し違う。 女性は男性と対等な立場であり、収入面でも二人で支え合いながら家庭を築いていく場合が周りに多い。 オランダ人の同世代に、働き方について話を聞くと、週休3日、労働日の4日間は9〜10時間労働し、1日余分の休暇を得ている。そして、労働日4日のうちの1日は6時間労働で終了。しっかり約1ヶ月のバカンスも取得する。 なんとも効率の良い働き方で、オランダの一人当たりのGDPは57,767.88 USD (2021)(source: World Bank)と日本の39,312.66 USD (2021)の約1.5倍。 驚きを隠せない。ストレスも確かにあるだろうが、日本人よりほのぼのしており、心に余裕のある人が多い。 大学卒業後から定年退職まで仕事が人生の中心で、がむしゃらに働くことが是とされる日本社会と比較すると、何とも羨ましい生き方。日本では昨今、ようやく働き方改革などと叫ばれる世の中になってきたけれども、一歩も二歩も先に行く働き方がオランダにあった。
こんな思いをふと感じることはありませんか? やりたいことがあるのに、時間がなくていつも後回しになってしまう。 好きなことをしながら生きれる人生なんて、一握りの限られた人だけだ。 もうこんな歳だし、家族もいるし新しい挑戦なんてできない。リスクだらけだ。 毎日の仕事に忙殺されて、何がワクワクするものなのか、全く分からなくなってしまった。 今のままではなんとなくいけないよな、と分かっているけど、何をすればいいか分からない。 親や周りが、今の生き方を勧めてきたから、結果的に今の生き方をしているけれど、実際しっくりこない。 「アルケミスト 夢を旅した少年」は、アンダルシアの平原で、羊と一緒に暮らしていた少年が、遠く遠く離れたエジプトへ宝物を探しに行くお話しです。少年は、旅の中で出会う人や出来事から、人生に必要なたくさんのエッセンスを学んでいきます。 そして少年の旅を通して、私たちにそっと寄り添いながら、人生の気づきを与えてくれます。 ■「でも僕は羊飼いになると自分で決めたのさ」 ー 本文より抜粋 人生は案外、日々の小さな決断の積み重ねで形成されているとも言えます。これまでを振り返ってみると、いかがでしょうか? 美味しいコーヒーの香りで迎える朝や、大好きな家族やパートナーが隣にいる朝は、なんだかその日1日中、気分の良い日で過ごせたり。仕事でちょっとした失敗をした日は、自分を勇気づけるために、コンビニスイーツを帰りがけに買って食べたり、行きつけの居酒屋でビール飲んで元気を出したり。 これら全て、当たり前に日々を過ごしているから気づかないまでも、美味しいコーヒー豆を買う決断、大切な人と一緒に時間を過ごす決断、コンビニスイーツを買う決断、行きつけの居酒屋へ行く決断をしているのです。 では、あなたの夢や人生におけるやりたいことではどうでしょう?急に決断するハードルが高くなった感じがしてしまいます。 ■「人が本当に何かを望む時、全宇宙が協力して、夢を実現するのを助けるのだ。」 ー 本文より抜粋 日々の小さな決断は、もしかしたら心をすり減らすようなことをせずとも、時間をたくさんかけずとも、自ずと自然に行っていることが多いかと思います。 では、夢や人生でやりたいことなどと言葉を変えたとき、何故人は一度間を置いたり、躊躇してしまうのでしょうか? 今の安定した生活を変えられないから? 自分にできるはずがないと思っているから? もしかしたら、周りから嘲笑されるかもしれないから? そもそも夢や人生でやりたいことなんてないから? それとも、一歩踏み出すのが怖いから? 少年は旅の中で何度も困難に直面します。ある時少年は、旅の途中で出会った錬金術師からこう言われます。「人が本当に何かを望む時、全宇宙が協力して、夢を実現するのを助けるのだ。」と。 ■「おまえの心に耳を傾けるのだ。心はすべてを知っている。それは大いなる魂から来て、いつか、そこへ戻ってゆくものだから。」 ー 本文より抜粋 ゆっくりと目を閉じて、心の声を聞いてみると、いかがでしょうか。ゆっくりと心に現れてくる情景や人、匂いや味、音や感触がありますか? それを言葉にしてみたり、文章にしてみたりするとどうでしょうか。誰もいないところで、一人だけの空間で、ネガティブな感覚も、ポジティブな感覚も全て受け容れて、やってみてください。自分だけの秘密です。 声に出してみたり、文章に書いてみると、心がなぜか温かくなったり、元気やエネルギーが湧いてきたりしますか?ネガティブな感覚を持っていた人は、その感覚が薄れていき、ぼんやりと少し前進できるような感覚を得たりしますか? 恐らくそれが、今もしくは今後、あなたがやりたいことや夢です。 ■「傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりも辛いものだと、おまえの心に言ってやるがよい。夢を追求している時は、心は決して傷つかない。」ー 本文より抜粋 何かを始めるときは、怖さを感じるかもしれません。ダメになったらどうしようとか、そもそも自分にできるか分からないとか、もしかしたら家族を傷つけるかもしれないとか。そんな恐怖を抱えているとき、芋づる式に恐怖が増して、行動を起こすのがとても億劫になってしまうものです。 そんなとき、少しだけ考えてみてください。人は、誰しも小さい頃、真新しいことに囲まれていました。お箸を使い始めた時、上手く使えず、テーブルに食べ物が散らばって汚れてしまったはずです。初めて滑り台で遊ぼうとした時、怖くなって結局滑れるようになるまでに時間がかかったり。お料理のお手伝いを初めてした時、上手く包丁が使えず、指を切ったかもしれません。もしくは、食べ物を焦がしてしまったこともあるでしょう。 失敗だらけの連続の中で、私たちは何度も挑戦をしながら出来ることを増やしてきました。失敗したときは、悔しかったり、少し傷ついたかもしれません。ある人は、もっと上手くなりたいと奮起したかもしれません。それでも、心が前を向いていたから今私たちはいろんなことが出来るようになりました。 ■ 少年の旅を通して語りかけられる人生のエッセンス 側から見ると順風満帆そうに見える人でも、見えないところで色んな困難に挑戦してきて乗り越え、今があります。 羊飼いの少年も同じように、旅を通して様々な困難を克服しています。皆さんも、一歩踏み出し、新しい世界へ飛び込んでみてください。きっとあなたの理想がそこにあります。