自分自身で人生に意味を与える。
加藤諦三さんの本を読み進めていて、心に残る言葉があった。
心を安らかにできて、そしてストンと腑に落ちる言葉なので、共有したいなと思います。
「大きなことを成し遂げるために、強さを求めたのに、謙遜を学ぶようにと弱さを授かった」
「偉大なことができるようにと、健康を求めたのに、より良きことをするようにと病気を賜った」
「幸せになろうとして、富を求めたのに、懸命であるようにと、貧困を授かった」
「世の人々の賞賛を得ようと、成功を求めたのに、得意にならないようにと、失敗を授かった」
「人生を楽しむために、あらゆるものを求めたのに、あらゆるものを慈しむために、人生を賜った」
「求めたものは一つとして与えられなかったが、願いは全て聞き届けられた、私は、もっとも豊かに祝福された」
「なぜか恋愛がうまくいかない人の心理学」、加藤諦三、PHP研究所
本自体は、心理学の本に分類されるのだけれど、そのジャンルの本を読むと、なぜ自分があの時あんな行動をとったのか、なぜあのような感情を抱いたのか、自分自身を理解するのにとても役に立つと個人的に思っています。心の状況を把握して、それを受け入れて、いい意味で少し変わった自分と出会えるようになるし、それによっても今の自分が出来上がったとも思っています。
著者が綴った言葉たちを通して、自分を知れるのは、今後の人生において、豊かに過ごしていくためのきっかけになって、それを今一番自分自身が体感していることです。
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